後藤真希

zetto2006-04-19

はい、僕の永遠のアイドルは後藤真希です。

とはいっても彼女を推す様になったのは決してラブマの頃からではない。どちらかといえば後発組かもしれない。きっかけは彼女の娘。の卒業発表だった。それまでは絶対的なエースとして君臨していた彼女が卒業する事になった。それまでは当時吉澤ひとみを推していたがごっちんの卒業発表を聞くとなぜか落ち着かなかった。既にソロデビューはしていたけどそれでもまだ娘。の一員だったのであまり卒業を意識はしなかった。しかし日が経つにつれそれがどんどん現実味をおびてきた。9月23日の17歳の誕生日に卒業が決まっていてその日ハ横浜アリーナでコンサートがある日だった。それまでは在宅系だったがどうしてもごっちんの卒業をこの目で見たい。しかし当時はFCには入っていなかった。それに23日のチョケットはとっくに完売。結局自分が手に入れたのは2日前の21日の夜公演のチケットだった。それでも良い、後藤真希モーニング娘。としてのステージが見られれば。心は既によっすぃーから完全にごっちんに移っていた。そして21日のコンサートに行き最初で最後のモーニング娘。後藤真希を生で観る事が出来た。翌日はテレビ東京で卒業記念の番組が放送もされた。司会は中澤裕子と中山の秀ちゃんだった。そして23日、コンサート終演とともにモーニング娘。後藤真希はソロになった。


ソロに入ってからはとにかくごっちん関連にはいろいろ行った。初の単独ツアーにも行きミュージカルも観に行った。アルバムも買ったし写真集も買った。とにかくごっちんを追いかけ続けた。よみうりランドで開催された新曲販売記念イベントにも行った。この時初めてごっちんと握手をした。初主演映画「青春ばかちん料理塾」も観に行った。しかしこれが全てごっちんが1推しの頃ではないものも含まれる。過去の経緯からいつごっちんから別のメンバーに推しが代わってもおかしくない状況だった。ごっちんがソロになった結果本体でもあるモーニング娘。関連のイベントに行ってもごっちんは居ない。それはそれでやや虚しいものもあった。しかし当時のモーニング娘。のメンバーや松浦亜弥などのハロメンでは到底ごっちんには敵わなかった。それだけ絶対的な存在でも有った。しかしすでにこの時は過去の推しメンもそれなりに応援はしていた。安倍なつみ吉澤ひとみの二人は1推しではないけど特別な存在には違わなかった。でもやはりごっちんが優先ということで部屋のカレンダーはごっちんのものになった。これからはごっちんのみで行くのだろうなと思う日々が続いた。アンケートなどでも好きなタレントは後藤真希と書いてた。


後藤真希は自分にとって理想のアイドルだった。どこと無くつっぱていて悪っぽく見えるけど本当はそうではない。今で言う「ツンデレ」とはまた違って80年代のアイドルに共通するもの有った。細かい事を書くときりが無いので割愛するけどとにかくごっちんにはオーラとカリスマ性があった。当時のハロプロにはそれだけの物を持つメンバーはいなかった。元祖エースのなっちにしてもそこまでオーラは無かったしアイドルロボットのあややにはカリスマ性は無かった。中山美穂工藤静香ら80年代のアイドルにはカリスマ性などもの凄いものがあった。ファンは皆熱狂して連日テレビなどにも出てた。しかし90年代はアイドル氷河期になった。しかしそこに光をさしたのがモーニング娘。だった。そのモーニング娘。でエースまで登りつめたごっちんにはどこか昔のアイドル像をダブらせて見えた。おそらく当時はごっちんのファンが一番多かったのかもしれない。しかし、それとは逆にハロプロは凋落期に徐々に突入していく。後藤真希一人ではそれを止めることは不可能。ましてやモーニング娘。松浦亜弥を擁してもこの傾向おは止まらなかった。むしろそれまでが異常だったのかも知れない。バブルがはじけたようなものなのかもしれない。そしてハロプロ内でも世代交代の波がやってきた。その中心人物が後にソロデビューをしてから6期メンバーとしてモーニング娘。に加入する藤本美貴だった。



明日は藤本美貴編です。