藤本美貴

zetto2006-04-20

それは突然の嵐の様な出来事だった。それまでは新美少女日記に出てた子としか認識していなかった。デビューしてもあまり関心が無かった。それは後藤真希というアイドルを追いかけていたからだ。しかし「ロマモー」という名曲と出会ってから少しずつ変って行った。デビュー当初はあまりパッとしなかった藤本美貴だけど徐々になれてきたせいかビジュアルもかなり良くなってきた。そこへきてロマモーという曲と出会い徐々に興味を持ち始めた。そして「ボーイフレンド」リリースでそれが決定的になった。もちろんよみうりランドでの握手会にも行った。イベント後2時間待って握手が出来たことは今でも貴重な経験だったと思う。そして2003年のソロカレンダーも買った。あややとのコラボ写真集も買った。なんか今までに無い子がハロプロに出てきて完全に魅了された。今の藤本美貴は「ツンデレ」系だけど当時はそうではなかった。松浦亜弥に匹敵する「アイドル」が登場した。そしてミキティが一つのきっかけを作ってくれた。それはFCに入会する事だ。それまで自分はいつも一般でチケットを購入していた。しかし2003年の初のソロライブにどうしても行きたかった。それ故にFCに入会してチケットを確保しようと思った。しかしFC先行はそれほど甘くなかった。初めて申し込んだFC先行で見事に落選してしまった。この時はもの凄く凹んだしショックだった。何のためにFCに入ったのかわからなかった。しかし、追加公演が決定してそっちの方にはどうにか行く事が出来た。この時は逆に嬉しかったし多分ヲタ人生で一番嬉しかったときだと思う。ミキティと出会わなかったらもしかしたらFCには入会していなかったかも知れない。


アルバム「MIKI①」をリリースした時も何度もCDをリピートしながら聴いてた。この時家の近所でFMラジオの生放送にゲストで出演するという事になったのでもちろん観に行った。ライブ前だったので始めて至近距離で生のミキティを観る事が出来た。本当にかわいいね。とにかく全てをミキティに捧げていた時期だった。ごまっとうでもミキティを中心に見てたし。ハロショでもミキティの写真やグッズを買いあさった。もしかしたら今一番持ってるのがミキティの写真かもしれない。それだけミキティにくびったけだった。ブギトレのシングルももちろん初回限定の缶ケース入りのを買った。アロハロ藤本美貴の写真集とDVDも買った。ミキティのソロ名義のCD、DVD、写真集などは全て購入している。ミキティごっちんとは全く違いオーラやカリスマ性ではなく勢いを感じた。この先ハロプロの屋台骨になるのはこの子だと当時思った。シングル5枚、アルバム1枚をリリースして紅白歌合戦にも単独で出場して赤組のトップを務めた事もあるミキティがある日突然モーニング娘。に加わる事になった。・・・・もう言葉が出なかった。これまでの卒業とは全く逆のパターンに日本中が戸惑い全米が震撼し自分は泣いた。こんな事で藤本美貴を取り上げられるなんて・・確かに4期メンバーのオーディションに参加して不合格ながら目を付けられてソロデビューにこぎつけたがファンは皆「藤本美貴」を見たいのにモーニング娘。の15分の1のメンバー(当時はまだ保田圭もいたので)を見たいわけじゃない。実はミキティは最初で最後のハロメンで恋愛感情を抱いたメンバーだ。それだけ本当に好きだった。それが活動の場が縮小されるのは見たくなかった。しかし時はそれを許してはくれない。最初で最後となったソロツアーでも加入の話が出た。ファンなら素直に喜んであげればいいもの自分にはそれが出来なかった。それにはもう一つ理由がある。ごっちんを推していた頃に話が戻るが一度自分はモーニング娘。から離れた身だから余計複雑な思いが募った。


結局流されるがままモーニング娘。藤本美貴を応援する事になった。そして最初にそれを目にすることになったのがミュージカル「江戸っ娘。忠臣蔵」だった。残りの6期の3人はまだ修行中の身なのでミュージカルには出てこない。でもミキティは経験と実績があるのでいきなり「あずき姫」というメイン級の役を演じた。ミキティのお姫様役だなんて(/▽\*) ミキティ最高です。しかし、14分の1(この時既に保田は卒業)であり当然ながら他のメンバーにも目が行くようになる。そこにはなっちやよっすぃーなど過去に愛したメンバー達もいる。そしてさらにもう一人キラリと光る存在がいた。後のこの存在が藤本美貴を推しの座から引き摺り下ろす事になった。その人物の名は・・・・辻希美だ。